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開発途上国の産業技術教育を支援するコアカリキュラム提供システムのモデル構築

愛知教育大学
宮川 秀俊

1. 概要

 これまで蓄積してきた国際協力機構 (JICA)の集団研修「産業技術教育」コースと,国別特設「教育カリ キュラム開発」,「学校教育改善」,「工業教育」研修コースのテキストや資 料等(データ)をコンテンツとして整理・集積し,各国の要望に応じたコアカ リキュラムの編成を行う。各々のカリキュラムが開発途上国で有効であるかを 検証するために現地調査(マレーシア )を行い,必要に応じてコンテンツの追加・充実とコアカリキュラムの再 編成を行う。

 また,各国の産業技術教育を支援するために,我が国からコアカリキュ ラムを提供するシステムのモデル構築を行う。対象国は,これまでの研修参加 国の約40カ国を基本にするが,それ以外の国にも提供可能とする。

2. 目標

 まず,テキストや資料,研修員から得た情報のコンテンツを吟味し,そ れを用いたカリキュラムの作成を行う。これには,これまでに作成した内容に 加えて,現在開発途上国で必要とされる内容を追加し,その充実を図る。次に, 各国に向けて編成した産業技術教育のコアカリキュラムを提供するための,効 果的かつ効率的な提供システムのモデル構築を行うが,そのためにこれまでの 研修参加国を始めとする開発途上国との連携化(ネットワーク)を積極的に進 め,その方策を検討していく。そして,産業技術教育を支援し,推進するため の印刷情報,ディスク情報,通信情報を本事業経費で総合的にまとめ,さらに これを提供するシステムを作成して,世界各国に発信する。

3. 成果物

  • これまでの「産業技術教育」コース等で得られたコンテンツを整理・集 積し,種々のカリキュラムを作成する。
  • これまでの研修参加国から選定した国 ( マレーシア)の産業技術教育に関する調査結果を基にして,コンテン ツの追加・充実を行うと共に,各々の国に対応したコアカリキュラムの編 成を行う。
  • 産業技術教育のコアカリキュラムを提供するシステムについての検討を 行い,具体的に方策を提案する。
  • 上記の成果物を,印刷情報,ディスク情報,通信情報として提供を行う が,開発途上国の共通の基盤として利用できるようにデータベース化し, ネットワーク化にも対応できるようにする。

4. 国内報告会資料

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