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持続可能な発展に向けた教育に励む大学の価値と魅力を伸ばす評価モデルづくり

北海道大学

1 概要

(事業の目的)

アジア・太平洋地域の高等教育機関におけるESDの取組みの持続性を保ち強化していくため、グッド・プラクティスのアクションモデルを集積したアーカイブを構築するのが当事業の目的である。昨年度成果物であるAUAモデルを用いた自己評価活動の結果を集積・分析し、ガバナンス・教育・研究・社会貢献の観点から、グッド・プラクティスのアクションモデルを集積したアーカイブを構築する。

アーカイブに蓄積されるアクション情報は、自己評価の後に行われる大学同士のコンサルテーション活動(以下、ピア・コンサルテーション活動)を行う際に、極めて重要な参考情報となる。さらには、アジア・太平洋地域の大学にとって、より具体的で実用性の高いESD推進活動のためのツールとなる。このアーカイブは、電子データとして配布すると共に当事業のウェブサイトで公開するため、AUAプロジェクトのコンサルテーションを受けない大学も、ESD啓蒙促進の情報源として、さらには、グッド・プラクティスの情報源として役立てることができる。

アーカイブの使い勝手(有効性)は、ピア・コンサルテーションの実施によって検証可能である。つまり、実際にコンサルテーションを行う上で、参照可能な情報を充分に含むか、参照がし易いか、といった点で検証を行うのである。

そもそもAUAプロジェクトは、ESDに取組む大学同士が互いの経験を共有し、強みを取り入れる「ESDラーニング・コミュニティ」の構築を目指している。平成21年度は、国際協力イニシアティブの支援と理解の下、AUAモデルを開発した。平成22年度は、AUAモデルの作成に直接および間接的に関わった海外および国内の高等教育機関、民間組織とのネットワークを活用して、ESD推進のためのノウハウを集積・分析することによる「ESDラーニング・コミュニティ」形成のための基盤作りを目標としており、本申請事業ではその中核を担うアーカイブを作成する。

(活動)

「HESDアクションモデルアーカイブ」の構築

手法:��
AUAモデル回答結果の集積・分析
7月にAUAプロジェクトの協力機関とコアメンバー会議を開催し、AUAモデルによる自己評価結果を集積・分析し、HESDアクションモデルアーカイブの作成に着手する。
手法:��
HESDアクションモデルアーカイブの作成および検証
本年11月(予定)に、コアメンバー大学会議を開催。この会議において、上記�,覇世臣慮�を集約したアーカイブ検証のために、当アーカイブを元にピア・コンサルテーションを行い、得られた検証結果の改善点を反映してHESDアクションモデルアーカイブを完成させる。当アーカイブは、電子データまたは紙媒体での配布およびAUAプロジェクトのウェブサイトへの掲載により公開する。

昨年度よりコアメンバーとして協働しているアジア工科大学(AIT)、マレーシア科学大学、テリー大学(インド)、延世大学(韓国)ならびに国連大学高等研究所(横浜市: UNU-IAS)の5機関との連携において、AUAプロジェクトの議長大学および事務局である本学がイニシアティブを取り、アジア・太平洋地域における ESDの推進に特化した活動を重点的に行うことにより最大限の活動成果を確保するため、「国際協力イニシアティブ」の事業として本事業を継続したい。そのため、AUAピア・コンサルテーションモデル構築の鍵となる、コアメンバー機関による11月(予定)のHESDアクションモデルアーカイブ検証のための AUAピア・コンサルテーション会議に係る旅費、当アーカイブの電子データ作成に係る費用を「国際協力イニシアティブ事業」の経費として申請する。

本事業の活動全般に係る資金の調達に関しては、当事業が国際機関およびコアメンバー機関内で高い評価を受けたことにより、コアメンバー機関による人的、物的なサポートおよびネットワーキングの機会提供が確保されており、特にマレーシア科学大学からは、事業に係る資金の補填が約束されている。これに加え、 ProSPER.Netからの活動資金のサポート、本学内での人件費および諸経費の負担を確保している。そのため、下記の「�困修梁勝頁ぐ婬�入項目)」に記載する3つの活動および、成果物の国内における検証活動については、上記により独自に調達した資金にて実施する。

2 目標

昨年度の活動で構築した海外および国内の高等教育機関および関係者とのネットワークを活用し、本年度はAUAモデルの活用拡大による大学におけるESDの取り組み推進および強化を行う。

3 成果物

  • HESD アクションモデルアーカイブ
  • アジア・太平洋地域の大学によるAUAモデルの回答を分析した上で、ESDの分野や評価ジャンルなどで編集・再配置し、ESDを効果的に実践するためのノウハウをまとめたアーカイブを作成し提出する。
    当成果物は、電子データまたは紙媒体およびAUAプロジェクトのウェブサイトへの掲載により公開する。これらの最大の効果は、様々な大学がこの成果物を通してESDの取組みの自己改善のための活用ツールを得られること、および本プロジェクトにおけるピア・コンサルテーションモデル構築の素材として活用できることである。
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