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農学知的支援ネットワークの組織力を活かした科学技術協力の推進

名古屋大学

1 概要

昨年度発足した農学知的支援ネットワークの組織力を活かし、農学分野における国際協力の一層の質の向上を目指し、関係諸機関と連携して科学技術協力の具体的事例の形成に取り組み、モデル的アプローチの推進を図る。また、ネットワークが大学や研究機関等による科学技術協力の推進に有用な組織体であることを示すとともに、持続的な活動を可能にするための体制の充実を引き続き推進していく。

具体的には、以下の取り組みを通じ、独立行政法人国際協力機構(JICA)等との連携の実施や自らの活動資金を獲得するための基盤整備を進め、ネットワークの持続的な活動を担保していくとともに、国際協力イニシアティブのインパクトをさらに確かなものにしていく。

�‐霾鷦�集、会員への情報提供、大学間連携の推進等の会員サービス向上のための動的ホームページ、専任事務局員配置等、事務局体制の整備
��大学の知的貢献(支援)としてJICA国内研修(例:文部科学省枠)やアフガニスタン研修員受入等そのあり方についてネットワーク会員大学等と検討を深める。
��JICAと定期的な情報交換の場を設けるなど積極的な連携機会の設定を行うとともに、ネットワークとして、JICAの行う国際協力事業に対し、科学的、技術的側面からの助言や提言を行う。
�ぢ膤愆屬力�携によるJST/JICA事業等国際共同研究プロジェクト案件等の形成とそのために必要な海外調査のサポート
�ス馥皹臀�リソースと海外支援ニーズにかかる調査分析と結果の継続的な発信等
�Ω鎚迷膤慄�問や全国農学系学部長会議等によるネットワークの広報と会員の継続的な新規加入促進

2 目標

農学知的支援ネットワークは、途上国に焦点を当てた国際教育/研究協力の効果的・戦略的な推進や途上国のニーズへの的確な対応のために、大学等が有する知的資源を組織的かつ継続的に活用し、大学を中心とした我が国の専門組織が多機関の有する専門的、網羅的かつ高度な「知と経験」を提供すべく、農学(農林畜水産)分野の大学/研究機関の組織体として設立したものである。この取り組みは、文部科学省における大学や関連機関等が有する他の研究分野において途上国に対する科学技術協力を連携して実践するためのモデルとしての位置づけもあり、かかる観点を踏まえたフィードバックに資するため実用性、有用性および持続的活動の資金確保の方策などのグッドプラクティスを示しつつ、国際協力イニシアティブのインパクトをさらに確かなものにすることを目標とする。

今年度の目標は、昨年度発足した農学知的支援ネットワークにおいて、�_餔�に対する具体的な支援やネットワークとしてのモデル事業を開始するとともに、�� 会員間コミュニケーション手段としてのホームページ機能の強化・活用を通じた情報の発信・共有体制の定着、�3萋飴�例の形成・蓄積・共有による大学・機関等の科学技術協力におけるネットワークの実用性と有用性の明確化、�す�報の強化によるさらなる会員獲得を行うなど、今後の効率的・効果的なネットワーク活動にむけた実施体制の整備を行うことである。また、同時に具体的なモデル事業の実施においては、今後の活動の持続化をにらみ、活動資金を獲得していくこととする。

3 成果物

事業は、報告書の作成に留まらず、農学知的支援ネットワークが恒常的に活動を続ける体制を整備し、活動を継続することがそれ自体で大きな成果であると言える。それに加え、具体的には以下の成果物が期待される。

  • 農学知的支援ネットワーク構築プロセスの記録
  • 自立運営を目指したネットワーク運用体制の構築に関する報告書
  • 科学技術ODA事業の取り組みに関する報告書
  • 国内知的援助リソース/海外支援ニーズの調査結果に基づく国際協力政策に対する提言
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